原村の家

雄大な八ヶ岳のふもとに広がる原村。その別荘地の奥に静かにたたずむ信州カラマツ板倉の家です。標高が高く日照は多いが冬季はとても寒い土地。冬でもたっぷりと陽射しを入れて、屋根の雪も速く解けるように、東西に勾配があるシンプルな…

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雄大な八ヶ岳のふもとに広がる原村。その別荘地の奥に静かにたたずむ信州カラマツ板倉の家です。標高が高く日照は多いが冬季はとても寒い土地。冬でもたっぷりと陽射しを入れて、屋根の雪も速く解けるように、東西に勾配があるシンプルな大屋根の形態としています。周囲の美しい森の景色に溶け込む素朴な唐松板の外観です。南側の透明な屋根のテラスと繋がる開放的な広間・キッチンに対して、こもるような落ち着いた個室の組み合わせです。その上には、お客さんや子供たちが来たときなど多目的に使える予備スペースのロフトがあります。ちょっと腰掛けて本を読むことが出来るよう、ロフトは上る階段の横は大きな本棚となっています。個室に暖房器具は設けていませんが、寒い冬でも快適に過ごせるよう、簡易な循環ダクトファンを階段下に設け、吹き抜け上部に溜まった薪ストーブの暖気が個室収納の巾木部分から静かに噴出すようにしています。長めの玄関ポーチの軒下には薪を大量に蓄えることができ、雪が積もっていても薪を取りに行くのが楽です。歳をとっても無理なく長く暮らせる暖かな板倉の家です。

 

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ゆったりした庭に気持ちよく繋がる広間です。

 

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薪ストーブのある玄関土間と繋がる広間。

 

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キッチンもカラマツ板で製作。ワークトップの下はオープンなつくりで清潔で使いやすい。

 

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ダイニングから個室へのつながり。

 

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明るく広々した広間と対照的な、こもるような落ち着いた個室。左の収納棚下の巾木部分からは暖気がゆっくりと吹き出てくる。

 

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予備室としてのロフト。大黒柱の横の筒(ダクト)は上部に溜まった薪ストーブの暖気を下の個室に送る。

 

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長めの玄関アプローチ。軒下に積まれた沢山の薪は、雪が積もっていてもすぐに取りにいける。

撮影:岡沢 晴也(GENDAI.Pro)

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