状況により差はありますが、およそ設計に半年、施工に半年かかります。
お客様の声に耳をかたむけ、長く住め、満足のいく家をつくります。
進め方と費用
1.出会い・面談無料相談
お互いの意思を確認します。住まいに対する好みや考え方、趣味など。また、お互いの相性などを十分話し合って確かめ合います。ご希望により竣工建物の見学、工事現場などをご案内します。
2.調査・企画業務委託契約
すぐに設計にはかかれません。建築はたくさんの法律や、条件に囲まれています。初めに調査・企画業務委託契約を行い、建築の設計条件を確定する作業をします。
調査・企画業務(約1カ月間)調査・企画業務費用は規模にかかわらず一律10万円+消費税
- 「敷地調査報告書」現地の敷地調査や行政との打ち合わせ等様々な情報を集め報告書を作ります。
- 「すまい問診票」新しい住まいに対する夢、暮し方、家の大きさ等いろいろな条件を語り合い記入します。
- 「概算予算計画」建物本体のほか植栽、特別な設備や家具、引っ越し費用など計画全体で必要な費用の概算を組み立てます。
- 「概略行程表」設計と施工のおおよそのスケジュール表を作ります。
- 「敷地測量」(測量図がない場合、費用別途)確認申請や後々のためにも正確な測量図が必要になります。
- 「ラフスケッチ企画プラン」ご要望から設計のベースとなるスケッチ平面を提示いたします。
これらは具体的なプランを作成する基礎となり、住まいの計画の概要を決める大切な作業です。
3.建築設計・監理業務委託契約設計着手金:設計監理料の10%
調査・企画業務をもとに実際の建築設計を行うための業務委託契約を交わし、重要事項説明等を行います。
4.基本設計(約2カ月間)基本設計料:設計監理料の20%
建築主の希望をできるだけ実現できるよう、周辺環境も考慮しながら構想を練ります。数案を比較検討しながら1案に絞っていきます。仕上げや設備も決めていきます。建物の配置が決まった段階で地盤調査(費用別途)を行います。
5.実施設計(約3カ月間)実施設計料:設計監理料の50%
基本設計をもとにさらに打ち合わせを重ねて生活に密着した、もっと詳細な図面や、仕様書、構造の図面などを作成します。建物の規模にもよりますが、A3判図面で約80枚以上になります。設計がほぼ固まると、確認申請など法令に基づく申請を行います。
6.施工業者見積もり・調整(約1カ月間)
実施設計が完了すると工事の見積もりを施工業者に依頼します。施工業者選定のアドバイスをいたします。見積書をチェックし、予算と合わない場合には設計内容の見直しなど様々な調整を行います。
7.施工業者との請負契約(建築主)・着工
工事金額が決定すると設計者は建築主と施工業者との請負契約に立ち会います。地鎮祭を行い建物の配置などを確認して基礎工事に入ります。
8.監理業務(約5〜6カ月)(施工業者による現場施工)監理料:設計監理料の20%
工事が始まると、設計図書に従って適正に工事が行われているかを監理します。(設計監理)
通常は着工から約1カ月半で上棟式となります。
9.竣工(基本設計開始より約12カ月後)
工事が完成すると役所の完了検査を受けます。さらに建築主の立ち合いで竣工検査を行います。建物の引き渡しに立ち会い、設計・監理業務を終了しますが、1年後の検査などアフターケアを通して長いお付合いが始まります。