遠く浅間山を望む日当たりのよい穏やかな南斜面に建つコンパクト&ローコストな板倉の家です。土間のキッチンが特徴です。玄関から裏の勝手口に通り抜けることができる通り土間があり、その途中が土間キッチンです。キッチンワークトップはそのままの高さで床座のダイニングテーブルにつながり、吹き抜けがある変化に富んだダイニングキッチンとなっています。目の前の畑の泥のついた野菜でも、土間キッチンなら気兼ねなく持ち込んで調理でき、勝手口も近くて便利。活動的な家族のための小さくても楽しい板倉の家です。
玄関土間から続くキッチンと堀コタツのダイニング。薪ストーブでの調理もやりやすい。
シンプルで使いやすい土間キッチン。収納もたくさんあります。すべて大工さんの手づくり。勝手口は裏庭へ続いています。
玄関土間は吹抜けとなっているので、冬は陽射しがたっぷりと入ってきて暖か。薪ストーブの輻射熱で土間キッチンでも寒くありません。
縁なし藁床の本畳敷きの和室。大きな窓の前は大きなテラス。室内の壁はすべて無垢の厚板。棚を付けたり、ものを掛けたりと自分に合わせた使い方ができます。無垢の厚板は湿気を吸ったり吐いたり調湿作用があり、清々しい木の香りが家中に広がります。
階段を上っていくと遠くの山々が見えます。東向きのこの窓からは、朝日が1階のキッチンまで入ってきます。左側にロフトへ登る梯子が見えます。
2階は寝室と吹抜けに面したカウンターのある子供部屋。その上にはロフトがあります。
吹抜けから薪ストーブのある玄関土間を見る。窓拭き用のスノコがあります。
実験用シンクを使ったシンプルな洗面台。