成熟した住宅地に建つ大屋根の板倉の家です。周りに比べて比較的大きく余裕のある敷地だったため、ゆったりとおおらかな大屋根の建築が施主の希望でした。漆喰の白い大きな三角形の外壁は、遠くからでもよく見えて個性的です。
広間:大きな家なので熱効率を考えて、家の中心に薪ストーブを配置しています。家中を温めながら広間の重厚なテーブルの周りに座れば、薪ストーブの暖かい炎の揺らめきが楽しめます。左奥は対面型のキッチン。
一段あがった和室は、引込みの襖で広間と仕切り予備室としても使います。
玄関はガラスのコーナーウインドウを付け内外の視線を通し、親しみやすいものとしています。玄関扉は断熱材を入れた無垢板の木製製作扉。無垢の木の家の顔に、ふさわしい玄関扉をいつも心がけています。
キッチンは、清潔なホーローシステムキッチン。ホワイトのものは無垢の木の家によく似合います。
浴室は、3枚引き戸で大きく開き出入りが楽です。
洗面室の収納は、無垢板の扉。内部はワイヤーバスケット。