2023年2月19日
冬の庭での出来事
カテゴリー: 暮らし
突然「ボッン」という大きな音が我が家の土間のあたりで鳴り響きました。何の音だ!屋根の雪の塊が瓦の上を滑って落ちた音?でもないし(もう屋根に雪はない)、家の中も物が落ちたようなことはなく、何も変わってはいない?分かった!土間のガラス引戸の外に小さな鳥がひっくり返っている。小鳥がガラス戸に激突したのでした。最近はなくなったのですが、以前は庭に来ている鳥がガラス戸を認識できず激突することが数回ありました。今回は網戸を開けていたので庭の残雪がガラス戸に映り込み庭側から見ると庭が家の中にも続いているように見えていました。
上の写真は、脳震とうを起こし気絶してひっくり返っていましたが、しばらく経って小鳥が起き上がったところ。
どうやら骨折もなく無事らしいけれど、まだ動けません。
図鑑を調べてみると「シメ」というアトリ科の冬の漂鳥とありました。スズメよりちょっと大きなずんぐりした体形。北海道で繁殖し冬は南の暖かい地方へ移動する、国内で短距離の渡りをする鳥でした。よく見られる鳥らしいですが、私は初めて知りました。野良猫などに狙われないよう見張りながら外に置いておくと、しばらくしてまず庭の木の枝に飛んでいきました。大きな怪我もなく飛べるようです。そのうちにどこかに飛んでいきました。良かった良かった。ガラス戸は網戸や障子を閉めて、鳥がガラス戸を意識できるよう皆さんも気を付けましょう。