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2022年12月31日

2022年も大晦日になりました。

カテゴリー: 設計について

令和4年 もあと僅か。アッという間に1年が過ぎてしまいました。10月以降、月末になると忙しくなり暫くHPの更新が疎かになりました。10月以降お伝え出来なかったものをまとめます。

7月の記事「板倉の家 上棟」の家は、無事竣工しました。なだらかな丘の上に敷地の高低差に沿ってスキップフロアで構成された住宅です。造成などせず敷地の自然地形を尊重し、なるべくそれを壊さないように考えられた建築です。人工的な敷地造成、特に盛土などは年月が経っても不安定なものなのでやむを得ない場合以外はなるべく避けたいものです。今後、竣工写真が出来ましたら改めてお伝えします。

また、もう一つコンパクトな平屋の板倉の家が上棟しました。

この住宅もちょっと敷地がアプローチより上がっていて高い所にあります。そのため基礎の一部を深くして南側の擁壁に建物の荷重を掛けないように考えられています。北側の母屋の陽当りを確保し視覚的な圧迫感を和らげるため、また母屋への出入りの車に、この建物の軒先が邪魔にならないよう変形した寄棟の屋根の形となっています。年明けに造作工事に入っていきます。

2022年は国内的にも世界的にも激動と言ってよいほどの事象が続きました。来年こそは穏やかな一年となりますよう祈りたいと思います。

それではよいお年を。