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2018年12月8日

事務所ビル 建設

カテゴリー: 設計について

10月にお伝えした事務所ビルの建設が順調に進んでいます。上棟し鉄骨の骨組みが出来あがったところです。

鉄骨フレームのコストシュミレーションによって設計されたシンプルな構造体です。要求された条件・面積を確保するための必要最小限の構造体。見た目も無駄のないスレンダーな印象を与えます。

2階・屋上のALC床が張られました。壁もALC版を張っていきます。

外壁が張られ、建物の形が現れてきました。将来内部をいろいろな部分に仕切っても、それぞれの部屋で明るい採光が確保できるように。しかし、あまりガラス開口が大きすぎると冷暖房の熱負荷が多くなり省エネでなくなるので、大きな開口と壁が交互に繰り返すファサード(立面)としています。

金属折版の屋上です。ALC屋根版の上に金属折版を浮かして取り付けた置き屋根形式で、中間の空気層の熱気を抜く工夫をし、省エネに役立てています。

 

内装工事も始まりました。天井下地や壁もできてきました。外壁の断熱などを行い、ボードの仕上げを行っていきます。

間もなく外壁の吹付け仕上げが行われると足場が取れ、建物がはっきり見えるようになります。