2022年2月27日
寒風の中の上棟
カテゴリー: 設計について
2月下旬 少しは暖かくなるはずが今年は例年になく寒く、寒風の中での棟上げとなりました。
基礎は昨年末に出来上がっていたものです。この建物は、板倉ではなく一般的な在来構法です。
しかし、4寸角の丈夫な垂木(登り梁)を使い垂木構造とし、ロフト的な2階として階高を最小限に抑え建物全体を低くしているため、非常に安定した構造体となりました。一般的な在来工法の建物は、上棟したばかりだと少し揺れるのですが、この建物は全く揺れませんでした。
ここに耐震壁を張っていきますので、さらに丈夫な建物となります。板倉ではありませんが、なるべく木のイメージを出すよう屋根や天井は現しの構造体としています。これからサッシュが入り壁が張られていきます。外壁は無垢の地域材カラマツ板なので、この地域に似合った木の家が出来上がるはずです。