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2020年12月31日

板倉の家 仕事納め

カテゴリー: 現場だより

板倉の家は、上棟後 屋根を葺き断熱材を張り付け終わり、透湿防水シートと通気胴縁などを施工中です。大屋根の形態が現れて家らしくなってきました。ここまで来れば、本格的な寒い冬でも作業しやすいでしょう。これで年を越します。

今年は、コロナに始まりコロナに終わる、コロナ禍に振り回された一年でした。私は、当初年末には収束するだろうと甘い見通しでいましたが、収まるどころかますます拡大しています。

人類の経済活動は、数十年前に比べれば明らかに拡大し、地球のエネルギー資源を貪り食い、地球に大きな負荷をかけている状態でしたが、奇しくもコロナ禍が急ブレーキを掛けたようです。あまりに急だったので翻弄される人々が出てしまいましたが、これを機に人類の経済活動の在り方を見つめ直さなければいけないと思っています。

来年は、コロナ禍が収束したらお祭り騒ぎをするのではなく、地球に対して謙虚な人間であるよう心掛けていきたいと思います。   よいお年をお迎えください。

 

 

2020年11月25日

板倉の家 上棟

カテゴリー: 現場だより

伝統的構法の板倉の家の建て方を行っています。大きな台風・水害に見舞われた昨秋でしたが、今年は台風はほとんどなく天候に恵まれ、建て方は順調に進みました。

まず1階の柱を立て、柱に刻まれた溝に壁の厚板をコンコンと叩きながら落とし込んでいきます。

1階の壁がどんどんできていきます。

これが壁や床・屋根になる無垢のカラマツ厚板です。もちろん100%国産地域材。長さは工場であらかじめカットされているので、現場ではただ落とし込むだけ。地域の森の木を大量に使って林業を活性化させ、地域の職人の手作りなので地域経済にも潤いが生まれる。日本の人と環境を護る板倉構法の家です。

そして梁・桁を載せていきます。

2階の床組(根太)を取り付けて、2階の柱を建て同じように壁の厚板を落とし込みます。

1階と同じように屋根の梁を載せ垂木を取り付け屋根板(野地板)を取り付けます。

無垢の板に囲われた2階の部屋の様子。自然素材のみの空間が現れました。

無垢の木だけで造る板倉の家の上棟です。合板やボードに頼らず芯の芯まで自然素材の家です。

2016年11月1日

HPをリニューアルしました

カテゴリー: 現場だより

以前のHP ( → )は、フラッシュサイトという簡易ソフトで、手作りしました。
それなりに改良を加え育ててきたのですが、どういうわけか更新も出来なくなっていました。
それにスマホ時代に対応できていませんでした。
新たなソフトに挑戦しましたが挫折。

やっと時代に対応したHPとなりました。

2016年9月22日

現場レポート

カテゴリー: 現場だより

DSCN4193軽量

リフォームの現場です。内装と床が剥がされ、構造体が見えています。
床下の防湿層もない築25年以上の建物です。
これから床下土間の防湿コンクリート、断熱工事、と進みます。