立春 テラスのテーブル
早いものでもう令和2年(2020年)も立春。あっという間に節分となり如月に入りました。
今年は、異常な暖冬でここ真田でも雪がほとんど降りません。朝早くからの雪掻きをしなくてよいので、楽は楽なのですが。例年だと大雪となりそうなお正月や大寒に雪ではなく雨が降っていました。温暖化もとうとうここまで来たかという感じです。アマゾンや豪州の森林大火災も正常な地球の気象なら起こりえないような規模だと思います。今年の夏は、オリ・パラもあるのに温暖化による異常気象が心配です。昨年のような豪雨災害がないことを祈るばかりです。
さて、この季節でも外作業ができるくらい暖かいので、我が家のテラスのテーブルと椅子をリニューアルしました。今までは、古くなった屋内用のダイニングテーブル(ポリ合板の天板)を使っていたので、天板のポリ合板がはがれ、下地合板が紫外線と雨によって劣化しガサガサになっていました。
そこで、テーブルも椅子も脚部分は今までのものを再利用し、天板だけカラマツの無垢厚板(板倉の家で使用する壁の落とし板と同じもの)にリニューアル。これで、雨にぬれても直射日光にさらされ続けても大丈夫。このテラスの床やベンチも同じカラマツ厚板、15年以上の耐久性は実証済み。無垢の木材は直射日光や風雨に長年曝されても強度は変わらず、ただ味わい深くなるだけです。合板や集成材などの新建材には、この耐久性とエージングの美はありません。
カラマツ無垢厚板1寸(3cm)の断面。板倉の家の壁や床・屋根と同じ材料。板倉の家の厚板は、このように簡単な家具製作などDIYにも応用できる、ちょうどよい厚み。
椅子の座面も取り替えました。これで、もう少し暖かくなればBBQをしたり、風呂上がりにゆっくりビールを飲んだりと、半屋外のテラスを楽しめます。