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2020年3月30日

春の作業準備

カテゴリー: 暮らし

世界中に新型コロナウイルスの惨禍が吹き荒れています。そして、ここ真田の地では昨日は今シーズン最深の大雪に見舞われました。家でおとなしくしていなさい、と地球からの警告でしょうか。五輪・パラリンピックも延期となり、世の中暗い話題ばかりですが、開けない夜はない。誰の上にも日はまた昇る。前を向いて進むしかありません。

さて、 昨年の台風での倒木処理もやっと終盤。道をふさいでいた最後の大物を片付けます。

その前に、チェーンソーのメンテナンス。チェーンソーはソーチェーン(歯のチェーン)の切れ味が命。歯が研がれているか否かで、作業効率が全く違ってきます。なので、私は伐採前にはほぼ必ず目立てをします。最初の写真は土間での様子です。外が寒くても、土間には明るい日差しと薪ストーブの余熱があります。油や泥に汚れるこういうメンテナンス作業に土間は便利です。

私も初心者の頃は、農協などに目立てを依頼していましたが、ヤスリなどの目立て道具をそろえ自分で行うようになりました。目立て用クランプでガイドバーを固定して丸ヤスリで一つ一つのカッター(歯)を研削していきます。

写真は丸ヤスリにヤスリホルダーを付けています。これはソーチェーの種類によりカッターの目立て角度が違うので、ヤスリホルダーの角度ガイドを見ながら目立てをするためです。このカッターは30度。この角度でヤスリを前方に軽く押し出し1か所1か所目立てをしていきます。ちょっと根気がいりますが、森林組合のプロの方などは、大木1本伐採する度にその場で目立てを行うと聞いたことがあります。

このほか、混合燃料(私は自分でオイルとガソリンをミックスし作っています)やチェーンオイルの準備などをしっかり行い安全に気を付けて作業を行います。それでは、伐採に行ってきます。

 

2020年2月4日

立春 テラスのテーブル

カテゴリー: 暮らし

早いものでもう令和2年(2020年)も立春。あっという間に節分となり如月に入りました。

今年は、異常な暖冬でここ真田でも雪がほとんど降りません。朝早くからの雪掻きをしなくてよいので、楽は楽なのですが。例年だと大雪となりそうなお正月や大寒に雪ではなく雨が降っていました。温暖化もとうとうここまで来たかという感じです。アマゾンや豪州の森林大火災も正常な地球の気象なら起こりえないような規模だと思います。今年の夏は、オリ・パラもあるのに温暖化による異常気象が心配です。昨年のような豪雨災害がないことを祈るばかりです。

さて、この季節でも外作業ができるくらい暖かいので、我が家のテラスのテーブルと椅子をリニューアルしました。今までは、古くなった屋内用のダイニングテーブル(ポリ合板の天板)を使っていたので、天板のポリ合板がはがれ、下地合板が紫外線と雨によって劣化しガサガサになっていました。

そこで、テーブルも椅子も脚部分は今までのものを再利用し、天板だけカラマツの無垢厚板(板倉の家で使用する壁の落とし板と同じもの)にリニューアル。これで、雨にぬれても直射日光にさらされ続けても大丈夫。このテラスの床やベンチも同じカラマツ厚板、15年以上の耐久性は実証済み。無垢の木材は直射日光や風雨に長年曝されても強度は変わらず、ただ味わい深くなるだけです。合板や集成材などの新建材には、この耐久性とエージングの美はありません。

カラマツ無垢厚板1寸(3cm)の断面。板倉の家の壁や床・屋根と同じ材料。板倉の家の厚板は、このように簡単な家具製作などDIYにも応用できる、ちょうどよい厚み。

椅子の座面も取り替えました。これで、もう少し暖かくなればBBQをしたり、風呂上がりにゆっくりビールを飲んだりと、半屋外のテラスを楽しめます。

 

 

 

2019年10月29日

台風19号

カテゴリー: 暮らし

この度の、台風15号、19号、21号は大変な被害を東日本に与えました。被災された皆様には、改めてお見舞い申し上げます。

私の家の近隣には大きな被害はありませんでしたが、近くを流れる千曲川支流の神川には、あちこちに台風の爪痕が残っています。写真が神川の様子です。堤防道路が大きく崩落、濁流が川底を削って渓谷のようになってしまいました。手前下流側に近隣の人たちや我が家の河原の畑があるのですが、唯一の道路がもう通行できません。上流に見える橋も、橋脚基礎部分の堤防がえぐられ、通行止めのままです。

住宅の浸水など日常生活に直結する他の多くの被災ヵ所の復旧を急いでいただきたいので、ここはしばらくこのままと思いますが、改めて、自然の猛威・怖ろしさを感じます。

近年の日本では豪雨が増え、降水量が増加しているようです。温暖化により太平洋の海水温が上がり大量の水蒸気を発生させ、それが日本へ大量の雨を降らせているそうです。現代文明の科学技術は、便利で快適な暮らしを実現してくれますが、地球の気象はコントロールできません。温暖化はどうして起こるのか、誰がもたらしているのか。待ったなしで考え行動していかねばならないところに来ています。

2019年5月31日

新緑の季節

カテゴリー: 暮らし

緑あふれるさわやかな季節。

しかし、皐月の清々しい気候を通り越して、今年はいきなり真夏のような暑い日がやってきましたが、少し落ち着いたようです。

我家の庭の最も美しい季節です。

自然の野原のような風景がコンセプトと、いつも都合のよい言い訳をして手入れをサボっています。

でも、今だけはそのコンセプトの通り、野の花たちが咲き競っています。

2018年5月28日

庭の草花

カテゴリー: 暮らし

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心地よい5月の風が渡ってゆきます。新緑がまぶしい季節。我が家の庭では、今年も野草の花が咲いてくれました。これからしばらく目を楽しませてくれます。庭の木も野草も、植えたものはほんの少し。鳥たちが種を運んでくれて、だんだん森のようになってしまいました。

雑草はビーバーでいっぺんに刈らず、不要な種類だけを一本一本抜いています。なので除草がそろそろ間に合わなくなってきた。これから夏は、ジャングルに近くなってきますが、自然生態系園と言い訳しています。植物、小動物が自然の姿で共生する楽園を目指しています。

 

 

2018年3月15日

春の庭

カテゴリー: 暮らし

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お彼岸前なのに、季節はずれの暖かさとなったここ数日。我が家の庭の福寿草も暖かさに誘われて満開となりました。庭一面の福寿草とはいきませんが、もう一株あります。蕗のとうもてんぷらにしていただきました。あちこちに春が顔を出しています。そろそろ薪作りも急がねば‥‥。

2017年8月2日

京都の夏

カテゴリー: 暮らし

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京都の世界遺産、下鴨神社のみたらし祭に行ってきました。京都祇園祭などに比べると、マイナーなお祭りなので混み具合もまあまあ適当で好ましく、地域の神社のお祭りという感じで親しみがもてます。毎年土用の丑の日前後に開かれ、京都の夏の風物詩となっています。

下鴨神社のみたらし池に足を膝まで浸しながらロウソクに献灯し、無病息災を祈願します。平安時代からある、足つけ神事が起源で、貴族が穢れをはらうため行っていた禊払い(みそぎはらい)に由来するとか。

京都の夏はやっぱり暑い。でも、湧き水のこの池は、20℃以下の冷たさ。涼を求めて多くの人が来ていました。この湧き水は「御神水」として、飲むことができます。暑い京都の夏ならではのお祭りです。

 

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2017年5月9日

庭の草花

カテゴリー: 暮らし

今年は4月になっても、いつまでも肌寒くなかなか春を感じることができませんでしたが、やっと暖かくなり桜もいつの間にか散ってしまいました。5月に入りいきなり夏のような陽気となり、我が家の庭の花桃や紫モクレンがあわてて花を咲かせています。タンポポ、チューリップ、水仙、紫花大根、等など庭の可憐な野の花たちも、ちょっと異常な気候に戸惑いを見せながらも今年も美しく咲いています。これから6月ころまで我が家の庭では、野の花たちが目を楽しませてくれます。DSCN4932

 

2017年1月1日

謹賀新年

カテゴリー: 暮らし

新年、あけまして おめでとうございます。

2017年がやってきました。新しいホームページで心機一転、新たな気持ちで設計活動を行っていきたいと思いますので、今年もよろしくお願いいたします。

今年 世界の政治・経済は、どのように動くのか不透明で不安な幕開けですが、今日のお天気のように穏やかな1年となることを願っています。

雪の浅間山

雪の浅間山

2016年9月23日

ミニーちゃんレポート

カテゴリー: 暮らし

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雨ばかり降っていたので、しばらく落ち着いて仕事ができなかったミニーですが、久々の晴れに生き生き仕事をこなしています。